Receiver UIからアカウントの名前と説明を変更しても、Receiverを一旦閉じた後に再び開くと名前と説明が変更前に戻ってしまう。

[再現手順]
1. Receiverを開きます。
2. [ログオン] - [アカウント...]から「アカウントの編集」画面を開きます。
3. 任意の既存アカウントをダブルクリックして編集画面を開きます。
4.「名前」と「説明」を任意の値に書き換えて「OK」をクリックします。
5.「アカウントの編集」でOKをクリックします。
6. Receiverを右上の×ボタンで閉じます。
7. Windows スタートメニューからReceiverのアイコンをクリックしてReceiverを開きます。
8. [ログオン] - [アカウント...]から「アカウントの編集」画面を開きます。
9. 手順(4)で変更した「名前」と「説明」が変更前に戻っています。
 

Receiver 4.4 以降のバージョンでは「アカウントの編集」画面から変更した内容を
恒久的に保持しておく為には、後述のレジストリ設定しておく必要があります。

[対処手順]
---
 1. Receiverを開きます。
 2. [ログオン] - [アカウント...]から「アカウントの編集」画面を開きます。
 3. 任意の既存アカウントをダブルクリックして編集画面を開きます。
 4.「名前」と「説明」を任意の値に書き換えて「OK」をクリックします。　
 5. ここで次のレジストリをセットします。この操作により上記編集内容が恒久的に保持されます。

　HKEY_CURRENT_USER\Software\Citrix\Dazzle\Sites\<サイト名の先頭10文字まで + ハイフン + 16進数のランダムな数値>
　名前：ConfiguredByAdministrator 
　種類：REG_SZ
　値  ：true

   ※サイト名 ・・・ StoreFront 側で指定したサイト名

 6. 「アカウントの編集」でOKをクリックします。
 7. Receiverを右上の×ボタンで閉じます。
 8. Windows スタートメニューからReceiverのアイコンをクリックしてReceiverを開きます。　
 9. [ログオン] - [アカウント...]から「アカウントの編集」画面を開きます。
10. 手順(4)で変更した「名前」と「説明」が変更後のものになっていることを確認します。 
11. 再編集が必要な場合、ConfiguredByAdministrator を再度 false に戻すことで編集可能となります。
---
 

---

Problem Cause

この挙動変更は製品の仕様制限によるものです。
Receiver 4.4 以降では該当機能に関連する内部アーキテクチャが大幅に変更されている為、
仕組み上、旧来のバージョンと同じ動作にはなりません。編集内容を恒久的に保管しておく為には、
Solution のセクションに記載した手順が必要です。