公開アプリケーションからクライアント側ドライブへのエクスポート処理に時間がかかる
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Article ID: CTX214339
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Description
この文書では、公開アプリケーションからクライアント側ドライブへのデータ書き込み時にキャッシュを使用する方法について説明します。
背景
公開アプリケーションとして使用するアプリケーションの実装によっては、大きなデータをエクスポートする際にごく小さなデータ単位に分けて書き込む動作となっています。
そのような動作の場合、 クライアント側ドライブへのデータ書き込み時にキャッシュを使用するように設定すると、エクスポート処理にかかる時間が短縮されることがあります。
デフォルトの設定ではキャッシュは使用されません。
効果が期待できる環境
・ XenAppサーバ側のローカルドライブやネットワークドライブに同じデータをエクスポートして比較すると、クライアント側ドライブにエクスポートしたときのみ処理が完了するまでに長い時間がかかります。
Instructions
1. VDAサーバで下記 2つのレジストリの値を "1" に設定します。
キー : HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\picadm\Parameters
名前 : EnableCcReadCache
種類 : REG_DWORD
値 : 1 (デフォルト:0)
キー : HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\picadm\Parameters
名前 : EnableCcWriteCache
種類 : REG_DWORD
値 : 1 (デフォルト:0)
2. VDAサーバを再起動します。
注意: レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、弊社では一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。
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