ファイル名: PVS710ServerConsoleWX86004.zip
対象製品:Provisioning Services 7.1。オペレーティングシステム要件など、製品について詳しくは、 Provisioning Services 7.1の要件 をCitrix製品のドキュメントサイトにて参照してください。
置き換えられるHotfix:CPVS71003
2015年7月
言語: 日本語、英語、簡体字中国語
Readme Version: 1.01
このService Packをインストールするには
バージョン | 日付 | 変更内容 |
1.01 | 2015年8月 | インストール手順およびドキュメントのリンクの更新 |
1.00 | 2015年7月 | 初版 |
この文書では、このリリースにより解決される問題、およびインストール方法について説明します。 サポートされるオペレーティングシステム、システム要件など、製品について詳しくは、Citrix製品ドキュメントサイトの「Provisioning Services 7.1」を参照してください。
Provisioning Services 7.1のリリース以降、以下の問題が解決されています。
コンソールの問題 |
サーバーの問題 |
コンソールの問題
XenDesktopセットアップウィザードの完了後、Studioのマシンカタログが空になり、管理IPアドレスではなく誤ってストリーミングIPアドレスが表示されるという問題がありました。 管理IPアドレスを使用するには、以下のレジストリキーを設定してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ProvisioningServices
値の名前:UseManagementIpInCatalog
種類:DWORD
値のデータ:1
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0125]
Provisioning Services 7.1でブートストラップを構成するときにげーウェイ/DHCP用のサブネットマスク「0.0.0.0」を設定すると、実行時に正しく適用されず以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「無効なサブネットマスクです。」
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0312]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードを実行してVMをデバイスコレクションに追加する場合に、ホストエントリによって文字種の異なる書式が使用されると、以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「重複キーが作成されるのを避けるため、AddまたはSetコマンドが取り消されました。」
詳細:
一意インデックス'IDX_VirtualHostingPoolSiteIdName'を含むオブジェクト'dbo.VirtualHostingPool'には重複するキー行を挿入できません。 重複するキーの値は(18df503c-c745-452a-89aa-3bbf431c7b33, livsvmv01.livdc.local)です。
ステートメントは終了されました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0348]
XenDesktopセットアップウィザードで、作成したターゲットにテンプレートの起動プロパティが使用されないという問題がありました。この問題を解決するには、次のレジストリキーを設定してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ProvisioningServices
値の名前:UseTemplateBootOrder
種類:REG_DWORD
値のデータ:1
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0382]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードを実行する場合に、Active Directory組織単位(OU)の名前に特殊文字が含まれていると、このOUがウィザードに表示されないことがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0393]
Provisioning Serviceのサーバー上でのMCLI.exeまたはコマンド「mcli-runwithreturn mapdisk -p disklocatorName=MyDiskLocatorName, sitename=MySiteName, storeName=MyStoreName」を使用したディスクのマッピングが失敗し、以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「オブジェクト参照がオブジェクトのインスタンス(MCLIコマンド)に設定されていません。」
コマンド「mcli-run unmapdisk」の実行が失敗し、エラーメッセージ「予期しないMAPIエラーが発生しました。」が表示されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0786]
XenDesktopセットアップウィザードを使用してマシンを作成しようとすると、ホスティングユニットが1つのストレージボリュームにしかアクセスできないにもかかわらず、ハードドライブおよび仮想DVDドライブが異なるストレージボリュームに配置されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0918]
Desktop Delivery ControllerでUniform Resource Identifier(URI)にポート番号が含まれる場合に、XenDesktopセットアップウィザードを実行するとMicrosoft管理コンソール(MMC)が応答しなくなるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1248]
クラスターの共有ボリュームのいずれかにStorageDiskの場所が含まれない場合、XenDesktopセットアップウィザードが失敗するという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1807]
Provisioning Servicesコンソールへのログオンに使用されるアカウントが、Provisioning Servicesのインストールに使用されたアカウントとは異なる場合、XenDesktopセットアップウィザードの実行が失敗して以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「<アドレス>にあるXenDesktopのコントローラーに接続できません。ID参照の一部またはすべてを変換できませんでした。」
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1952]
Microsoft SCVMM環境で、テンプレートのMACアドレスタイプが静的である場合、XenDesktopセットアップウィザードで静的MACアドレスが非ストリーミングネットワークアダプタに割り当てられないという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2459]
サーバーの問題
vDiskのライセンスモードをキー管理サービス(KMS)に変更するときに、Soap Serviceが応答不能になることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0265]
Microsoft WindowsのMAKライセンス認証に失敗して、次のエラーメッセージが表示されることがありました。
「Confirmation ID not retrieved, check internet access.」
この問題は、Microsoft OfficeがvDisk上にインストールされており、そのOffice製品のレコードがVAMTデータベース上に存在すると発生します。 この問題は、ライセンス認証時にInstall-VamtproductKeyコマンドによりWindowsおよびOfficeのWindowsプロダクトキーのインストールが試行されるために発生します。 この修正を適用すると、MAKライセンス認証にOfficeが含まれなくなり、この問題が解決されます。
注:この修正では、Microsoft OfficeのMAKのサポートは提供されません。 Provisioning Servicesでは、OfficeのMAKをサポートしません。 OfficeをPVSイメージ上にインストールするには、WindowsおよびOfficeでKMSライセンスを使用する必要があります。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0277]
Provisioning Services 7.1でブートストラップを構成するときにげーウェイ/DHCP用のサブネットマスク「0.0.0.0」を設定すると、実行時に正しく適用されず以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「無効なサブネットマスクです。」
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0312]
ブートストラップの処理時にターゲットデバイスがARP応答パケットをブロードキャスト返信し、過剰なネットワークトラフィックが生じることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0451]
サーバーに5つ以上のネットワークアダプターが装着されている場合、以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0455]
ブートストラップ構成のネットワーク設定でDHCPを使用する環境でDHCPの[Router]オプションを構成しない場合、Provisioning Servicesターゲットデバイスで不正なデフォルトゲートウェイIPアドレスがデフォルトとして表示されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0688]
Citrixライセンスサーバー上にXenApp EnterpriseおよびPVS DatacenterのライセンスをインストールしてXenAppターゲットデバイスをvDiskから起動すると、ライセンス管理コンソールでPVS Datacenterライセンスが消費されないという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0707]
このリリースにより、vhdUtil ツールで仮想ディスクチェーンの名前を変更し、新規仮想ディスクとしてインポートされるように準備できます。名前の変更中には、以下の処理が行われます。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0722]
Provisioning Serviceのサーバー上でのMCLI.exeまたはコマンド「mcli-runwithreturn mapdisk -p disklocatorName=MyDiskLocatorName, sitename=MySiteName, storeName=MyStoreName」を使用したディスクのマッピングが失敗し、以下のエラーメッセージが表示されるという問題がありました。
「オブジェクト参照がオブジェクトのインスタンス(MCLIコマンド)に設定されていません。」
コマンド「mcli-run unmapdisk」の実行が失敗し、エラーメッセージ「予期しないMAPIエラーが発生しました。」が表示されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0786]
Provisioning Services 7.1へのアップグレード後、VDAが多数存在する場合、すべてのVDAを再起動するのに4〜5時間かかることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC0941]
Notifier.exeプロセスでアクセス違反が発生して異常停止することがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1199]
ターゲットデバイスには正しい再試行回数が表示されるにもかかわらず、Provisioning Servicesコンソールには常に再試行回数が0と表示されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1427]
動的なvDisksをストアに追加する場合、2つ目のストアに動的なvDiskを追加すると、サーバーで複製状態が正しくレポートされないという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1428]
2つの仮想ディスク間でプロパティをコピーして貼り付ける場合、負荷分散設定が2つ目のディスクに貼り付けられないという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1498]
Stream Serviceの起動時および停止時に、Stream Serviceが失敗するという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1664]
Powershell MCLIコマンドMcli-Get DeviceInfoによって、[ステータス]フィールドに空の値が返されることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1790]
Provisioning Servicesコンソールのバージョン7.1.3のインストール後、多数の.NETアプリケーションがWindows Server 2008 R2およびWindows 7で失敗するという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1838]
VMware PXE Manager for vCenterの設定時に、デフォルトのゲートウェイIPアドレスがDHCPオプションの一部として入力されない場合、ブートストラッププロトコルによってゲートウェイIPアドレス(GIADDR)が誤ってリレーエージェントIPアドレスに設定されるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1966]
ディスクメニューでいずれかのキーを押すと、Microsoft Hyper-Vでターゲットデバイスに遅延が生じることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC1997]
Microsoft Hyper-V上でターゲットデバイスの数が増えると、一部のターゲットの起動が失敗して「Windowsを起動しています」の画面で応答しなくなるという問題がありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2011]
複数のターゲットデバイスをシャットダウンすると、Stream Serviceのプロセスが応答しなくなることがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2141]
応答不能なスレッドがある場合、自動的な再起動の後でStream Serviceプロセスが回復しないことがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2227]
2つのProvisioning ServerがTFTP Serviceオプションを使用するよう設定されていて、NetScalerによってサーバーの負荷分散が行われている場合、デフォルトの5秒より速く実行されることを証明するモニター頻度を増やすと、 bntftp.exeのメモリ消費が7.5GBに増加することがありました。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2314]
Boot Device Managerの実行時に静的IPアドレスが割り当てられている場合、ISOイメージの初回保存後にIPアドレスをインクリメントすると、その後新規イメージを保存しようとする際に既存のファイルが上書きされます。
[PVS710ServerConsoleWX86004より][#LC2619]
Provisioning Services 7.1の以前のリリースでは、以下の問題が解決されています。
コンソールの問題 |
サーバーの問題 |
コンソールの問題
XenDesktopのセットアップウィザードで、XenServerのホームサーバー上にターゲット仮想マシンを正しく作成したり起動したりできないという問題がありました。 この問題は、テンプレートのプロパティでホームサーバーとしてセカンダリのサーバーが指定されていると発生します。 このテンプレートを使用してXenDesktopのセットアップウィザードを実行すると、プライマリのサーバー上でターゲットデバイスが起動します。
[CPVS71003より][#LA4756]
論理ネットワークの[Network sites within this logical network are not connected]オプションが選択されている場合にXenDesktopのセットアップウィザードでのHyper-V仮想マシンの作成に失敗することがありました。
[CPVS71003より][#LA4837]
ログインサーバーが複数ある環境で最初のサーバーがターゲットデバイスに応答しない場合、仮想マシンが正しく起動せずに応答を停止し、ブートストラップ一覧の次のログインサーバーへの接続が試行されないという問題がありました。 この結果、起動デバイスマネージャー(BDM)によるターゲットデバイスの起動に失敗して「No ARP Reply」という内容のメッセージが表示されます。
[CPVS71003より][#LA5029]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードでVMware ESXサーバー上のテンプレートから作成した仮想マシンで、起動順序が正しく設定されないという問題がありました。 この問題では、BIOSでの起動順序(CD-ROM、ネットワークの順)が設定される代わりに、 ネットワークが最初の起動デバイスとして設定されます。
[CPVS71003より][#LA5379]
Soap Serverの起動時にドメイン名の情報を取得できないという問題がありました。 この問題は、システム上のすべてのネットワークインターフェイスが初期化される前にSoap Serverが起動して、ドメインコントローラーに接続できない場合に発生します。
[CPVS71003より][#LA5459]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードで作成したターゲットにテンプレートの起動プロパティが正しく適用されないという問題がありました。
この問題を解決するには、次のレジストリキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ProvisioningServices
値の名前:UseTemplateBootOrder
種類:DWORD
値のデータ:1
[CPVS71003より][#LA5463]
この拡張により、Personal vDisk(PvD)をPvDターゲットデバイスに割り当てるための機能が追加されます。
警告: vDiskがPvDターゲットと同じ系統でない限り、 起動時にPvDソフトウェアによってPvDターゲットのすべてのデータが消去され、PvDターゲットのすべてのデータが完全に失われることになります。 新しいvDiskとPvDターゲットが同じ系統であることを確認してから割り当ててください。
[CPVS71003より][#LA5661]
VMware vSphereを使用する環境で、Provisioning ServicesのXenDesktopセットアップウィザードでの仮想マシンの作成に失敗することがありました。この問題は、vDiskキャッシュの作成場所がサーバー上またはデバイスRAMである場合に発生します。
[CPVS71003より][#LA5787]
[サイト]のプロパティを開くときに、Provisioning Servicesコンソールが異常終了することがありました。
[CPVS71003より][#LA5802]
ビューの作成時に、Provisioning Servicesコンソールが異常終了することがありました。
[CPVS71003より][#LC0075]
XenDesktopセットアップウィザードでSystem Center Virtual Machine Manager(SCVMM)を使用した仮想マシンの作成に失敗することがありました。この問題は、テンプレートに論理ネットワークが構成されていない場合に発生します。 この問題が発生すると、コンソールのログファイルに失敗が記録されます。
[CPVS71003より][#LC0080]
適切なドメイン権限のないアカウントでWindowsにログオンしたユーザーが完全なActive Directory権限を持つ別のアカウントでProvisioning Servicesコンソールにログオンした場合、Active Directoryアカウントの作成、削除、およびリセットに失敗するという問題がありました。 この場合、Provisioning Servicesコンソールのユーザーアカウントではなく、Windowsのユーザーアカウントでの権限が適用されます。
[CPVS71003より][#LC0163]
XenDesktopセットアップウィザードでXenServer上に仮想マシンを作成するときにISOファイルがアタッチされたテンプレートを使用すると、プロビジョニングされた仮想マシンにISOがアタッチされないという問題がありました。
[CPVS71003より][#LC0209]
Provisioning ServicesでプロビジョニングされたRemote Desktop Services(RDS)カタログに、Machine Creation Services(MCS)でプロビジョニングされたカタログと異なるプロパティ(割り当ての種類:ランダム、ユーザーデータ:破棄)が設定されるという問題がありました。
[CPVS71003より][#LC0210]
サーバーの問題
Provisioningサーバーに新しいドライブを追加するときに、vDiskストアの作成ユーティリティで、新規にフォーマットされたドライブにアクセスできなくなることがありました。 この問題が発生した場合、そのドライブにオブジェクトを作成するか、そのドライブのプロパティの[セキュリティ]タブを選択するとアクセス可能になります。 この問題は、[パス]タブの[参照]オプションを使用すると発生します。
[CPVS71003より][#LA4577]
PXEブート時にデバイスが異常終了するという問題がありました。この問題は、ターゲットデバイスのメモリマップ内にオペレーティングシステムで使用可能なメモリ領域が10以上ある場合に発生します。 この場合、RAMキャッシュモードのエラー「十分なRAMがありません」が発生することもあります。
[CPVS71003より][#LA4646]
XenDesktopのセットアップウィザードで、XenServerのホームサーバー上にターゲット仮想マシンを正しく作成したり起動したりできないという問題がありました。 この問題は、テンプレートのプロパティでホームサーバーとしてセカンダリのサーバーが指定されていると発生します。 このテンプレートを使用してXenDesktopのセットアップウィザードを実行すると、プライマリのサーバー上でターゲットデバイスが起動します。
[CPVS71003より][#LA4756]
論理ネットワークの[Network sites within this logical network are not connected]オプションが選択されている場合にXenDesktopのセットアップウィザードでのHyper-V仮想マシンの作成に失敗することがありました。
[CPVS71003より][#LA4837]
Provisioning Servicesサーバーの再起動時に、Citrix PVS TFTP ServiceおよびCitrix PVS Two-Stage Boot Serviceが起動に失敗することがありました。
この修正を有効にするには、次のレジストリキーを設定します。
Citrix PVS TFTP Serviceの場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\BNTFTP\Parameters
値の名前:InitTimeoutSec
種類:DWORD
値のデータ:1〜4秒(デフォルトは1秒)
値の名前:MaxBindRetry
種類:DWORD
値のデータ: 5〜20回の再試行(デフォルトは5)
Citrix PVS Two-Stage Boot Serviceの場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\PVSTSB\Parameters
値の名前:InitTimeoutSec
種類:DWORD
値のデータ:1〜4秒(デフォルトは1秒)
値の名前:MaxBindRetry
種類:DWORD
値のデータ:5〜20回の再試行(デフォルトは5)
[CPVS71003より][#LA4927]
vDiskおよびそれに関連付けられたファイルをエクスポートしてほかのファームのストアにインポートした場合、インポート先のファームのvDiskでターゲットデバイスを起動するときにStreamProcess.exeでそのファームのUNCパスが照会されず、エクスポート元のUNCパスが照会されるという問題がありました。この結果、ターゲットデバイスの起動に時間がかかる場合があります。
[CPVS71003より][#LA4930]
サイト全体のvDiskの複製状態をチェックするときに、ほかのサイトのサーバーについて到達不能のメッセージが表示されることがありました。
[CPVS71003より][#LA4998]
ログインサーバーが複数ある環境で最初のサーバーがターゲットデバイスに応答しない場合、仮想マシンが正しく起動せずに応答を停止し、ブートストラップ一覧の次のログインサーバーへの接続が試行されないという問題がありました。 この結果、起動デバイスマネージャー(BDM)によるターゲットデバイスの起動に失敗して「No ARP Reply」という内容のメッセージが表示されます。
[CPVS71003より][#LA5029]
vDiskをマージするときに、仮想ハードディスク(VHD)ファイルと自動仮想ハードディスク(AVHD)ファイルのパスとして、相対パスよりも先に絶対パスが使用されることがありました。 この問題が発生するとマージに失敗し、マージされたディスクが破損することがあります。 この問題は、vDiskを移動した後で絶対パスが無効になった場合に発生します。
[CPVS71003より][#LA5316]
起動するターゲットのvDiskが見つからない場合に不適切なメッセージ「vDiskファイルアクセスが拒否されました。エラー:0x2」が表示されるという問題がありました。この修正により、正しいメッセージ「ファイルが見つかりません」が表示されるようになります。
[CPVS71003より][#LA5327]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードでVMware ESXサーバー上のテンプレートから作成した仮想マシンで、起動順序が正しく設定されないという問題がありました。 この問題では、BIOSでの起動順序(CD-ROM、ネットワークの順)が設定される代わりに、 ネットワークが最初の起動デバイスとして設定されます。
[CPVS71003より][#LA5379]
SOAP Serviceのデータベースへのアクセス時のパフォーマンスが低下することがありました。この問題が発生すると、SOAP Serviceを再起動しないとProvisioning Servicesコンソールが正しく動作しません。この修正により、SOAP Serviceのパフォーマンスが改善されます。
[CPVS71003より][#LA5418]
Soap Serverの起動時にドメイン名の情報を取得できないという問題がありました。 この問題は、システム上のすべてのネットワークインターフェイスが初期化される前にSoap Serverが起動して、ドメインコントローラーに接続できない場合に発生します。
[CPVS71003より][#LA5459]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードで作成したターゲットにテンプレートの起動プロパティが正しく適用されないという問題がありました。
この問題を解決するには、次のレジストリキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ProvisioningServices
値の名前:UseTemplateBootOrder
種類:DWORD
値のデータ:1
[CPVS71003より][#LA5463]
一部のProvisioning ServiceサーバーでvDiskが使用不能として表示されることがありました。この場合、そのリモートサーバー上のStream Serviceを再起動する必要があります。
[CPVS71003より][#LA5514]
この拡張により、Personal vDisk(PvD)をPvDターゲットデバイスに割り当てるための機能が追加されます。
警告: vDiskがPvDターゲットと同じ系統でない限り、 起動時にPvDソフトウェアによってPvDターゲットのすべてのデータが消去され、PvDターゲットのすべてのデータが完全に失われることになります。 新しいvDiskとPvDターゲットが同じ系統であることを確認してから割り当ててください。
[CPVS71003より][#LA5661]
パケット送信時にソケットエラーが発生し、StreamProcess.exeプロセスが異常停止することがありました。
[CPVS71003より][#LA5686]
Citrix Provisioning ServicesコンソールにvDiskのコピー状態が正しく表示されないという問題がありました。この問題が発生した場合、Stream Serviceを再起動する必要がありました。
[CPVS71003より][#LA5762]
ストリーム配信仮想マシンセットアップウィザードを使用するときに、Provisioning Servicesでクラスター内のホストのストアからテンプレート情報を取得できず、次のエラーメッセージが表示されることがありました。
「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません。」
[CPVS71003より][#LA5783]
すべてのProvisioningサーバー上でvDiskを別のストアに複製するときに、ログに複製状態が正しく記録されないという問題がありました。
[CPVS71003より][#LA5818]
Network File System(NFS)ストレージを使用する場合、vDiskのバージョンの統合に失敗し、次の内容のエラーメッセージが表示されることがありました。
「ディスクに十分な空き領域がありません。エラー番号0xE0000070」
[CPVS71003より][#LA5906]
固定サブネットアフィニティが設定されたターゲットデバイスで[Auto Rebalance]を有効にすると、サブネットアフィニティ設定が正しく適用されないという問題がありました。 この結果、ほかのサブネットのサーバー上にターゲットデバイスがリバランスされることがあります。
[CPVS71003より][#LA5917]
個別の管理ネットワークとストリーム配信ネットワークを持つマルチホームのPVSサーバー環境で、PVSコンソールからのメッセージ送信や再起動要求が正しく実行されなくなることがありました。
[CPVS71003より][#LC0074]
Provisioning Servicesサーバーで、新しく割り当てられたマシンアカウントのActive Directoryパスワードを取得できないという問題がありました。この問題は、ドメインサーバーへの初期パスワードの変更要求がタイムアウトすると発生します。 この結果、ターゲットデバイスでドメインにログオンできなくなります。
[CPVS71003より][#LC0078]
ターゲットデバイスの再起動時にMicrosoft Windowsが正しくアクティブ化されないという問題がありました。この問題は、vDiskでMicrosoft Multiple Activation Key(MAK)ライセンス機能を使用する場合に発生します。
[CPVS71003より][#LC0079]
RAMキャッシュを有効にすると、ターゲットデバイスが起動に失敗してBlInitializeLibraryエラーが表示されることがありました。
[CPVS71003より][#LC0179]
vDiskの統合によりvDiskが破損することがありました。
[CPVS71003より][#LC0239]
コンソールコンポーネント:
このHotfixのコンソールコンポーネントのインストールについては、Citrix製品ドキュメントサイトの「Provisioning Servicesコンソールソフトウェアのインストール」を参照してください。
このリリースのインストールにより、コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]の一覧に、[Citrix Provisioning Services Console(x64)]が追加されます。
サーバーコンポーネント:
このHotfixのサーバーコンポーネントのインストールについては、Citrix製品ドキュメントサイトの 「Provisioning Servicesのインストールおよび構成」を参照してください。
このリリースのインストールにより、コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]の一覧に、[Citrix Provisioning Services(x64)]が追加されます。