Citrix Receiver for Windows 4.1 Cumulative Update 1 - Japanese

Citrix Receiver for Windows 4.1 Cumulative Update 1 - Japanese

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Article ID: CTX140861

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Description

Hotfix名:Citrix Receiver for Windows 4.1 Cumulative Update 1
ファイル名: CitrixReceiver.exe、ReceiverMetadata.xml
対象製品:Citrix Receiver for Windows 4.1
置き換えられるHotfix: Citrix Receiver for Windows 4.1
日付: 2014年6月
言語: 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、繁体字中国語、簡体字中国語、ロシア語、韓国語
Readme Version: 1.01

このReadmeの更新履歴

バージョン日付変更内容
1.012014年8月公開Hotfixとしての更新
1.002014年6月初版

ドキュメントについて

この文書では、このリリースにより解決される問題、およびインストール方法について説明します。製品について詳しくは、Citrix製品のドキュメントライブラリであるCitrix eDocsを参照してください。

このリリースに関する注意

  • このリリースは、Citrix Receiver for Windows 4.1(14.1.0.6685)に基づいています。このため、このリリースで解決される問題を除き、Version 4.1の既知の問題は、このリリースにも適用されます。
  • 注意:このリリースはインストール済みのソフトウェアを修正するものではなく、新規インストールとして既存のバージョンを完全に置き換えます。このため、このリリースをアンインストールすると、システムからこの製品のコンポーネント全体が削除されます。以前のバージョンに戻すには、このリリースをアンインストールしてから以前のバージョンを再インストールする必要があります。以前のバージョンの再インストールにより、このリリースで行った設定内容が消去されることがあります。
  • 注意:このリリースのインストール後、一部のレジストリの変更が必要になる場合があります。レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、弊社では一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。

このリリースの既知の問題について

XenAppサーバー上で公開アプリケーションのSSL/TLSプロトコルが有効になっている場合に、Kerberos認証が正しく動作せず、スマートカードが検出されなくなることがあります。[BUG0466164]

このリリースに含まれる新しい修正

このCumulative Updateには、これまでにリリースされていない以下の修正が含まれています。

HDX 3D Proサーバーとサーバーファームの管理
HDX MediaStreamセッションと接続
HDX Plug-n-Playシステムの例外
HDX RealTimeユーザーの操作
インストール、アンインストール、およびアップグレードユーザーインターフェイス
印刷そのほかの問題

HDX 3D Pro

  1. HDX 3D ProでH264コーデックを使用する場合、テキストトラッキングを無効にするとwfica32.exeプロセスがCPUリソースを占有することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5554]

HDX MediaStream

  1. 公開されたInternet ExplorerなどのWebブラウザーでストリーミングビデオを再生すると、HDX MediaStream Flashリダイレクト機能が正しく動作しなくなり、再生できなくなることがありました。

    この修正を有効にするには、次のレジストリキーを設定します。

    • 32ビットWindows:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\HdxMediaStreamForFlash\Client\PseudoContainer
      値の名前:FallbackIfFlashNotExist
      種類:REG_DWORD
      値のデータ:0
    • 64ビットWindows:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Citrix\HdxMediaStreamForFlash\Client\PseudoContainer
      値の名前:FallbackIfFlashNotExist
      種類:REG_DWORD
      値のデータ:0

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5278]

  2. HDX MediaStream for Flash Version 1.0(第1世代のFlashリダイレクト機能)を有効にすると、Adobe Flash Player 11.8またはそれ以降がインストールされたクライアントのInternet Explorerが異常停止することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5421]

HDX Plug-n-Play

  1. Windows XP Service Pack 3上にReceiver for Windows 4.0をインストールすると、ドッキングステーション上のUSBポートがリダイレクトされなくなることがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4582]

HDX RealTime

  1. HDX RealTime Webカメラビデオ圧縮でQVGA(Quarter Video Graphics Array)表示解像度(320×240)のサポートに失敗し、wfica32.exeプロセスが応答不能になることがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5232]

インストール、アンインストール、およびアップグレード

  1. インターネットに接続しない状態でReceiver for Windowsをアップグレードすると、既存のバージョンが正しくアンインストールされず、新しいバージョンのインストールにも失敗するという問題がありました。

    [#LA4896]

印刷

  1. ユニバーサルプリンタードライバーを使用すると、両面印刷に失敗することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#261552]

  2. Internet Explorer 9でHTML文書を印刷するときに、Citrix Print Viewer(cpviewer.exe)で正しく表示されず、特定の種類のフォントが正しく印刷されないという問題がありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA3962]

サーバーとサーバーファームの管理

  1. StoreFrontで認証不要なストアを構成すると、Receiver for Windowsでのアカウント検出に失敗することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LC0004]

  2. この機能拡張により、優先テンプレートディレクトリを使用することで優先アプリケーションのショートカットを自動的に作成できるようになります。これらのアプリケーションについては、既存の優先規則に加えて、Self-service Plug-inで優先テンプレートディレクトリ内のショートカットが検索されます。優先規則が満たされる場合、ショートカットがユーザーの[スタート]メニューにコピーされます。

    デフォルトの優先テンプレートディレクトリは以下のいずれかです。

    • %systemdrive%:\Program Files\Citrix\shortcuts
    • %systemdrive%:\Program Files (x86)\Citrix\shortcuts(コンピューター単位のインストール)
    • %systemdrive%:\Users\<user name>\AppData\Local\Citrix\SelfService\shortcuts(ユーザー単位のインストール)

    デフォルトの優先テンプレートディレクトリは、次のレジストリで設定します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\DazzleまたはHKEY_CURRENT_USER\Software\Citrix\Dazzle
    値の名前:PreferTemplateDirectory
    種類:REG_SZ
    値のデータ:パス(「%systemroot%:\Shortcuts」など)

    この機能を有効にした後でアプリケーションをストアから削除したりサブスクリプションを解除したりすると、優先ディレクトリからコピーされたショートカットも削除されます。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LC0005]

セッションと接続

  1. 仮想デスクトップセッションでCitrix Receiverを使用する場合に、XenApp上で公開されているアプリケーションの起動に失敗して、次のエラーメッセージが表示されることがありました。

    「このバージョンのCitrix Receiverは、指定した暗号化をサポートしていません。管理者に連絡してください。[エラー1029:無効なDLLがロードされました]」

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4743]

  2. Receiver for Windows 13.4 Cumulative Update 2をインストールすると、シームレスウィンドウモードのアプリケーションにフォーカスが置かれているときにAlt+Tabキーでウィンドウを切り替えると、言語バーで入力言語が切り替わるという問題がありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4963]

  3. Windows XPの[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ][同様のタスクバーボタンをグループ化する]オプションが有効な場合に、アプリケーションの起動に時間がかかることがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4191]

  4. Citrix Online Plug-in Version 12.2をCitrix Receiver for Windows Version 3.xにアップグレードすると、外部Webサイトへのプロキシ接続が失敗することがありました。この問題は、NTLMプロキシ認証が有効な場合に発生します。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA3781]

  5. Webカメラが接続されていないユーザーデバイスでMicrosoft Lync 2010の公開アプリケーションを起動すると、接続と切断が繰り返されるという問題がありました。この問題は、Webカメラをインストールするアプリケーション(Motorola Bluetoothパッケージなど)をWebカメラがインストールされていないデバイス上にインストールすると発生します。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4867]

  6. 公開されたアプリケーションやデスクトップの起動時にKerberos認証が正しく機能しないという問題がありました。この問題は、IPv4ネットワーク上でパススルー認証が有効な場合に発生します。この修正では、IPv4ネットワークでの問題のみが解決されます。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5026]

  7. この修正により、Microsoft Lync 2013 VDI Plug-in for Windowsのオーディオおよびビデオ関連の問題が解決されます。これにより、ユーザーがLyncを使用するときの操作性が向上します。この問題について詳しくは、Knowledge CenterのCTX138408を参照してください。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5314]

  8. CANcaseXL USBネットワークアダプターを仮想デスクトップ上にリダイレクトすると、Windowsデバイスマネージャーに問題が表示されることがありました。このUSBデバイスは、Citrix USBリダイレクトドライバーをサポートしません。この問題を解決するには、VDA側にも参照番号#LA5022に対する修正をインストールする必要があります。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5022]

  9. この修正により、以下の問題に対する修正#LA1257が再修正されます。

    Desktop Viewerが無効な場合に、全画面クライアントセッションでエンドポイント上の画面解像度の変更に応じてVirtual Desktop Agentの画面解像度が調整されないという問題がありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4000]

  10. XenDesktopセッションからの切断状態がセッション画面の保持のタイムアウト値を超過した場合に、Desktop Viewerが画面から消えなくなるという問題がありました。この場合、コネクションセンターではこのセッションが正しく非表示になります。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4856]

システムの例外

  1. wfica32.exeプロセスが異常停止して、以下のエラーメッセージが表示されることがありました。

    「Citrix HDXエンジンで問題が生じたため終了します」

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA3964]

  2. wfica32.exeプロセスが異常停止して、以下のエラーメッセージが表示されることがありました。

    「Citrix HDXエンジンで問題が生じたため終了します」

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4695]

  3. XenApp 6.5上のデスクトップセッションからXenApp 4.5の公開アプリケーションへのパススルーセッションを開始すると、wfica32.exeプロセスが応答不能になることがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5193]

  4. マルチストリームポリシーを有効にすると、アプリケーションがCOMポートにアクセスしたときに応答不能になることがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5543]

  5. いわゆる「ダブルホップ」環境でMicrosoft OutlookまたはCommunicatorを起動すると、Receiver for Windowsが異常停止することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4813]

ユーザーの操作

  1. XenApp for Unixでホストされるセッションへの接続時または再接続時に、画面の更新に90秒ほどの遅延が発生することがありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5244]

ユーザーインターフェイス

  1. Online Plug-in Version 12.1での変更により、シームレスウィンドウモードのセッションで接続の進行状況バーの表示に遅延が追加されています。ただし、接続先のサーバーの処理速度が遅い場合は、この動作によりユーザーが混乱することがあります。この機能拡張により、以下のレジストリキーを設定することで、遅延時間を変更できるようになります。

    32ビットWindows:

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\ICA Client
    値の名前:NotificationDelay
    種類:REG_DWORD
    値のデータ:<遅延時間(ミリ秒)>

    64ビットWindows:

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432node\Citrix\ICA Client
    値の名前:NotificationDelay
    種類:REG_DWORD
    値のデータ:<遅延時間(ミリ秒)>

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA0678]

  2. デスクトップの配色([画面のプロパティ]>[デザイン]>[配色])で[既定(青)]以外の配色(オリーブグリーンやシルバー)を設定すると、Self-service Plug-inに表示される文字と背景の色が同じになりメニュー項目を判読できなくなるという問題がありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA5121]

そのほかの問題

  1. メールアドレスによるアカウント検出で、DNS側で作成されたSRVレコードに443以外のポート番号が含まれているとReceiverでそのポート番号が無視され、Access/NetScaler Gateway URLへの接続にポート443が使用されるという問題がありました。

    [RcvrForWin4.1_14.1.100より][#LA4491]

インストール手順

  1. ZIPアーカイブをダウンロードして、内容を抽出します。
  2. http://support.citrix.com/proddocs/topic/receiver-windows-40/nl/ja/receiver-windows-install-wrapper.html?locale=jaのインストール手順に従って操作します。

この製品のライセンス、システム要件、およびインストール手順について詳しくは、Citrix製品ドキュメントライブラリであるCitrix eDocsを参照してください。