このHotfixのファイル名： XA600R01W2K8R2X64070.MSP
対象製品：Windows Server 2008 R2上にインストールされたCitrix XenApp 6。ただしHotfix Rollup Pack XA600W2K8R2X64R01を適用したもの
置き換えられるHotfix： XA600R01W2K8R2X64007、XA600R01W2K8R2X64012、XA600R01W2K8R2X64049、XA600R01W2K8R2X64052、XA600R01W2K8R2X64066
日付： 2013年3月
言語： 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、簡体字中国語
Readme Version： 1.00

このReadmeの更新履歴

このリリースに関する注意

• 注：ベストプラクティスとして、お客様の環境で発生している問題を解決するHotfixのみをインストールすることをお勧めします。お客様の環境で問題が発生していない場合は、お使いの製品リリースの次のHotfix Rollup Packをインストールしてください。Hotfix Rollup Packには、最新のHotfixの内容が含まれています。このため、各Hotfixを個別にインストールすることなく、単一のインストールでこれらの問題を解決することができます。
• 重要：このHotfixをICAセッション内でインストールすることはサポートされません。ただし、管理者アカウントによるリモートデスクトップセッション内でインストールすることは可能です。
• 注意：このリリースのインストール後、一部のレジストリの変更が必要になる場合があります。レジストリエディターの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤用による障害に対して、弊社では一切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。

重要な免責事項 - Limited Release Hotfix

このページのダウンロード用のリンクが使用できない場合は、CitrixのサポートWebサイトでCitrixアカウントを使用してサポートケース（Support Case）を開くことでこのLimited Releaseを入手できます。または、Citrix製品の販売代理店に問い合わせてください。

このリリースに関するCitrixでのテストは対象となる機能に限定されており、回帰テストおよび負荷テストは必要最低限しか実施されていません。このリリースをテスト環境にインストールして動作を評価してから、実稼動環境に適用してください。

適用法令により許容される限度において、CITRIXおよびその製品供給者は、明示、黙示、法令上その他いかなる保証または条件もお客様に付与するものではありません。また、CITRIXおよびその製品供給者は、このHotfixについて、品質、可用性、信頼性、安全性、またはコンピューターウイルス、不具合もしくは異常のないこと、またはサポートに関わる一切の条件および一切の黙示的保証を明確に否認します。黙示的保証は、権原、平穏享有、平穏占有、商品性、第三者の権利を侵害しないこと、または特定目的への適合性を含み、それらに限定されません。適用法令により許容される限度において、CITRIXまたは製品供給者は、損害発生の事由およびその原因、ならびに契約違反、不法行為（過失）その他責任の根拠を問わず、CITRIX、製品供給者またはライセンサーが当該損害の発生可能性を事前に通知されていたとしても、直接損害、間接損害、特別損害、二次的損害、付随的損害、二倍・三倍損害、懲罰的損害、またはその他の損害（データの喪失、収益の減損、機会または利益の逸失、回復費用、その他のすべての損害を含み、これらに限定されない）について、一切責任を負いません。

ドキュメントについて

この文書では、このリリースにより解決される問題、およびインストール方法について説明します。製品について詳しくは、Citrix製品のドキュメントライブラリであるCitrix eDocsを参照してください。

このリリースに含まれる新しい修正

1. picadm.sysでのデッドロックによりサーバーが応答不能になり、ユーザーが接続できなくなることがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64070より][#LA3276]

置き換えられるHotfixに含まれていた修正

1. picadm.sys内の競合状態が原因でサーバーのパフォーマンスが低下し、ユーザーが接続できなくなることがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64007より][#LA0391]

2. サーバーのpicadm.sysでブルースクリーンエラー（バグチェックコード0x34）が発生することがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64012より][#LA0795]

3. サーバーのpicadm.sysでブルースクリーンエラー（バグチェックコード0x34）が発生することがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64049より][#LA1194]

4. サーバーのpicadm.sysでブルースクリーンエラー（stop code 0xDE）が発生することがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64049より][#LA1249]

5. サーバーのpicadm.sysでブルースクリーンエラーが発生することがありました。

   [XA600R01W2K8R2X64049より][#LA1251]

6. picadm.sysでデッドロックが発生し、XenApp 6サーバーへのクライアント接続を確立できなくなることがありました。このデッドロックは、picadmのディレクトリキャッシング領域で発生します。

   [XA600R01W2K8R2X64049より][#LA1261]

7. クライアントドライブに割り当てられた最大クォータ値を超えるデータが書き込まれるときに、エラーや警告のメッセージが表示されないという問題がありました。

   注：この問題を完全に解決するには、参照番号#LA1620に対する修正を含んでいるサーバー側およびクライアント側のHotfixをインストールする必要があります。

   [XA600R01W2K8R2X64049より][#LA1620]

8. picadm.sysでのデッドロックにより、サーバーが応答不能になることがありました。この問題が発生すると、既存のセッションが切断されたり、ユーザーがそのサーバーに接続できなくなったりします。

   [XA600R01W2K8R2X64052より][#LA1260]

9. セッション内でGetFileSize()関数を使用する場合に、マップされたドライブ上のファイルのサイズを正しく取得できないという問題がありました。この問題は、そのファイルをセッション外で更新した場合に発生します。

   [XA600R01W2K8R2X64066より][#LA2067]

10. サーバーのpicadm.sysで重大な例外（バグチェックコード0x20）が発生することがありました。

    [XA600R01W2K8R2X64066より][#LA2118]

11. サーバーのpicadm.sysでブルースクリーンエラー（ストップコード0x7E）が発生することがありました。

    [XA600R01W2K8R2X64066より][#LA2172]

12. セッション内でWindowsエクスプローラーを使ってファイルを開く場合に、マップされたドライブ上のファイルのサイズが正しく更新できないという問題がありました。この問題は、そのファイルをセッション外で更新した場合に発生します。

    [XA600R01W2K8R2X64066より][#LA2645]

このHotfixのインストールとアンインストール

注：

• このHotfixは、Microsoft Windows Installer 3.0のパッケージ形式で作成されています。Windows Installerパッケージの配布方法について詳しくは、Microsoft Knowledge BaseのArticle ID 884016、またはMicrosoft社のWebサイト（キーワードに「msiexec」を指定して検索できます）を参照してください。
• このインストーラーは、Microsoft社のユーザーアカウント制御（UAC）に準拠しています。UACが有効なコンピューターでは、このインストーラーを昇格モード、つまり管理者として実行する必要があります。UACについて詳しくは、Microsoft TechNet、またはMicrosoft社のWebサイト（キーワードに「ユーザーアカウント制御」を指定して検索できます）を参照してください。
• このHotfixを正しくインストールするには、サーバーのレジストリ変更が許可されている必要があります。
• XenAppの基本製品パッケージに個別のHotfixを追加して再パッケージ化すること（スリップストリーミング）はサポートされておらず、サーバーの動作が不安定になることがあります。
• このHotfixのインストールが完了した後でサーバーを再起動する必要があります。ただし複数のHotfixを同時にインストールする場合は、各Hotfixをインストールするたびにサーバーを再起動する必要はありません。最後のHotfixのインストールが完了した後でサーバーを再起動してください。
• このHotfixで提供される機能や設定を旧バージョンの状態に戻さなければならない場合は、以下に説明されている手順でこのHotfixをアンインストールして、旧バージョンを再インストールする必要があります。

このHotfixをインストールするには

1. サーバー上の新規のフォルダーに、Hotfixをコピーします。
2. 実行中のアプリケーションを終了します。
3. コピーしたファイルを実行します。
4. サーバーを再起動します。これによりHotfixのインストールが完了し、デリバリーサービスコンソールのHotfix一覧にこのHotfixが追加されます。

このHotfixをアンインストールするには

1. ［コントロールパネル］の［プログラムと機能］を開きます。
2. 削除するHotfixを選択して、［アンインストール］をクリックします。
3. 画面に表示される指示に従って操作します。

更新されるファイル（UTC：協定世界時）