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アプリケーションのストリーム配信機能に関するトラブルシューティング

Document ID: CTX114474   /   Created On: Aug 28, 2007   /   Updated On: Oct 14, 2008
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概要

アプリケーションのストリーム配信機能は、Presentation ServerのEnterprise EditionおよびPlatinum Editionで提供されている機能です。この機能を使用するには、Enterprise EditionまたはPlatinum Editionのライセンスが必要です。

この文書では、Citrix Presentation Server 4.5のアプリケーションのストリーム配信機能関連の各種コンポーネントのトラブルシューティングについて説明します。

この文書では、以下の内容について説明しています。

アプリケーションのストリーム配信機能に関する問題の切り分け
ストリーム配信用アプリケーションのプロファイル作成時に発生する問題

アプリケーション固有の問題

ストリーム配信アプリケーションの公開時に発生する問題

クライアント上にストリーム配信アプリケーションの一覧表示に失敗する問題

アプリケーションのストリーム配信

Streaming Service用ユーザーアカウントに必要な権限

ストリーミングに関するクライアント側のプロセス

クライアント側の処理のデバッグ

Raderunを使用したトラブルシューティング

ストリーム配信セッションの監視

パフォーマンス関連の問題

アプリケーションのストリーム配信機能に関する既知の制限事項

追加情報

アプリケーションのストリーム配信機能に関する問題の切り分け

アプリケーションのストリーム配信機能に関する問題は、プロファイルを作成、公開またはストリーミング配信するときに発生することが考えられます。アプリケーションのストリーム配信に関する問題のトラブルシューティングを行なう場合は、発生する問題によってトラブルシューティングの方法が異なるため、どのような問題が発生しているのかを切り分けること重要です。

まずはじめに、使用されている製品バージョンがサポートされているかどうかを確認します。最新のソフトウェアは、Citrix Downloadで確認できます。

• Presenataion Server 4.5以降

• Citrixライセンスサーバー4.5以降

• Web Interface 4.5以降

• Program NeighborhoodエージェントまたはWebクライアントバージョン10.x以降

注:アプリケーションのストリーム配信機能は、上記の製品バージョンでのみサポートされています。上記製品の以前のバージョンと下位互換性はありません。

ストリーム配信用アプリケーションのプロファイル作成時に発生する問題

プロファイルを作成するには、アプリケーションのインストールをCitrix Streaming Profilerウィザードで実行します。Citrixでは、Citrix Streaming Profilerを実際のエンドユーザーの実行環境と同じオペレーティングシステム、言語およびドライブ文字を使用している環境へインストールすることを強く推奨します。Streaming Profilerは、環境内のクライアントデバイスで使用されているオペレーティングシステムのうち最も古いバージョンがインストールされたコンピュータにインストールすることができますが、それによりプロファイルの作成中に問題が発生する場合があります。

プロファイルの作成中に発生するエラーは、多くの場合プロファイリング対象のアプリケーションのインストールに関係しています。最新のStreaming Profilerを確認して、アップデートがインストールされていないかどうかチェックします。

プロファイルの作成中にアプリケーションが終了する場合は、以下のトラブルシューティングを検討してください。

1. アプリケーションの種類によっては、アプリケーション分離環境内で実行できないものがあります。そのような種類のアプリケーションは、ストリーム配信にも対応しません。このようなアプリケーションについては[アプリケーションのストリーム配信機能に関する既知の制限事項]で説明しています。

2. Streaming Profilerが実行されているコンピュータ上のイベントログを確認します。たとえば、この機能がサポートされていないアプリケーションがサービスをインストールしようとしている場合などに、イベントログにエラーが記録されます。

3. Streaming Profilerによって作成されたパッケージは、\Documents and Settings\username\Local Settings\Temp\Citrix\Packagerの一時ディレクトリに保存されます。アプリケーションログまたはワトソン博士のログをチェックします。ログは、一時ディレクトリのProgram Filesフォルダ内に書き込まれます(例:一時ディレクトリ\Documents and Settings\username\Local Settings\Temp\Citrix\Packager\TGT_1\650240f3-4789-4b8a-b850-ae22c3d9ca3d\Device\C\Program Files\)。

4. WinzipまたはAdobe Readerなどのシンプルなアプリケーションを使用して、Streaming Profilerが動作するかどうか確認します。

5. そのほかのプロファイル作成のトラブルシューティングについて、CTX116364 - アプリケーションのストリーム配信とプロファイル作成に関する推奨事項を参照してください。

アプリケーション固有の問題

特定のアプリケーションでのみ発生する問題については、まずアプリケーションの動作を理解してどのような作業が必要かを見極める必要があります。

  1. アプリケーションをローカルにインストールし、標準的なインストールで作成されるレジストリキーやファイルを、プロファイリング時に作成されるレジストリキーやファイルと比較します。
  2. プロファイルの作成に使用するコンピュータがクリーンな環境であり、ターゲットコンピュータ(エンドユーザー環境)と同じアプリケーションまたはコンポーネントがインストールされているか(またはインストールされていないか)どうかを常に確認する必要があります。たとえば、プロファイルの作成に使用するコンピュータにすでに特定のコンポーネントがインストールされている場合、Streaming Profilerがそれらをプロファイル内にインストールしない可能性があります。ターゲットコンピュータにこれらのコンポーネントがローカルにインストールされていない場合、ストリーミング配信に失敗することがあります。
  3. 別のコンピュータでプロファイル化して、作成されるSandboxdata.xmlファイルを比較して、問題の原因となるようなものがプロファイラ上にインストールされていないかどうかを確認します。
  4. アプリケーションを再起動する必要がある場合は、[システムの再起動をシミュレートする(仮想再起動)]オプションを使用します。
  5. ウィザードの[起動するアプリケーション]ページでアプリケーションを実行できるかどうか確認します。インストールを完了させるために起動する必要があるアプリケーションがあります。分離環境の規則は、分離環境で実行されるアプリケーションがファイル、レジストリエントリーおよび名前つきオブジェクトなどのシステムリソースにアクセスする方法を指定します。分離環境のデフォルトの規則は、多くの環境に適合しますが、アプリケーションをプロファイル化したあとは、アプリケーション固有の問題に対して新しい規則を作成したり、既存の規則を編集したりすることができます。

ストリーム配信アプリケーションの公開時に発生する問題

アプリケーションの公開は、Access管理コンソールを使用して行ないます。アプリケーションはクライアントのデスクトップまたはPresentation Serverのデスクトップへ配信できます。アプリケーションを配信する場所は、アプリケーションの公開処理中に定義されます。

ストリーム配信アプリケーションの公開は、ICAアプリケーションを公開するときと同じウィザードを使用します。また、ICAアプリケーションの公開時と同様に、IMAデータストアにデータが書き込まれます。

  1. アプリケーションの公開ウィザードでアプリケーションの一覧表示に問題がある場合は、Ions.binフィルがプロファイルパッケージに作成されているかどうかを確認します。このファイルは、アプリケーションの公開中に使用されるアプリケーションアイコンの格納に使用されます。実際のアプリケーションアイコンは、Streaming Profilerの該当アプリケーションの[プロパティ]にある[アプリケーション]タブで確認できます。自動的に確認できない場合は、.exeファイルおよびアイコンを手動で追加することができます。
  2. 公開時に発生するエラーは、多くの場合、IMA、XML、またはMFCOM関連の一般的な問題によるものです。公開されている(インストール済みの)ICAアプリケーションをテストして、IMA、MFCOM、およびXMLが正常に動作していることを確認します。

クライアント上にストリーム配信アプリケーションの一覧表示に失敗する問題

  1. Access管理コンソールで[Web Interface]をクリックしてProgram NeighborhoodエージェントまたはWeb InterfaceサイトのURLを選択します。[アプリケーションの種類の管理]を開いて、アプリケーションの種類が適切に選択されているかどうか確認します(図B参照)。
  2. サーバーにストリーム配信する場合は、Program NeighborhoodエージェントサイトまたはWeb Interfaceサイトの設定中にで[デュアルモードストリーム配信]を選択する必要があります。
  3. クライアントのデスクトップにストリーム配信する場合は、Program NeighborhoodエージェントサイトまたはWeb Interfaceサイトの設定中に、[デュアルモードストリーム配信]または[ストリーム配信]を選択します。間違ったアプリケーションの種類が選択されている場合、ユーザーに適切なアプリケーションアイコンが表示されません。

図B

  1. ユーザーが公開アプリケーションへアクセスできるかどうか確認します。
  2. Citrix XMLサービスおよびIMAサービスが動作しているかどうか確認します。

アプリケーションのストリーム配信

いったんアプリケーションをプロファイリングして公開すると、そのアプリケーションをストリーム配信できるようになります。ストリーム配信処理は、クライアント側のStreamingクライアントによって実行されます。Streamingクライアントにはユーザーフェイスがありません。Streamingクライアントのインストールが完了すると、クライアントのWindowsコンピュータ上には、Citrix Streaming Serviceというサービスがインストールされます。アプリケーションの配信プロセスは、Program NeighborhoodエージェントまたはWebクライアントによって、アプリケーションアイコンが表示されたあと、ユーザーがアプリケーションのアイコンをクリックすることで開始されます。Presentation Serverへストリーム配信されている場合、Presentation Server上にStreamingクライアントがインストールされている必要があります。Citrix Presentation Server 4.5以降が実行されているサーバー上には、デフォルトでStreamingクライアントがインストールされています。ストリーム配信によるアプリケーションの一覧表示は、Program Neighborhoodエージェント10.xおよびWebクライアント10.x以降でサポートされています。

注:Program Neighborhoodクライアントでは、ストリーム配信はサポートされていません。

サーバーへのストリーム配信では、サーバー上でStreamingクライアントが動作します。クライアントへのストリーム配信では、クライアントコンピュータにStreamingクライアントをインストールする必要があります。

• 最新のStreamingクライアントがインストールされているかどうか確認してください。最新版のクライアントは、Citrix Downloadsから入手できます。

• Citrix Streaming Serviceが動作しており、Ctx_StreamingSvcというユーザーアカウントによって起動されていることを確認します。このユーザーアカウントには、Citrix Streaming Serviceの実行に必要な特別な権限が与えられています。

Streaming Service用ユーザーアカウントに必要な権限

Citrix Streaming Serviceの開始に使用されるユーザーアカウントは、CTX_StreamingSVCです。このアカウントはローカルユーザーアカウントで、Usersグループの一部です。Citrix Streamingクライアントがインストールされているコンピュータ上でCTX_StreamingSVCに以下の権限が与えられているかどうか確認します。

レジストリ:

フルコントロール:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CITRIX\RADE

フルコントロール:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CITRIX\RadeCache

ファイル:

読み取りと実行: <systemroot>\Program Files\Citrix\Radecache
読み取りと実行: <systemroot>\Program Files\Citrix\Streaming Client
読み取りと実行: <systemroot>\Program Files\Citrix\Deploy
フルコントロール: <systemroot>\Program Files\Citrix\RadeCache
フルコントロール: <systemroot>\Windows\Fonts
フルコントロール: <systemroot>\Windows\Registration

ファイル共有:
読み取り: File share where the profile package is located.

ストリーミングに関するクライアント側のプロセス

以下のリストでは、クライアントのコンピュータまたはPresentation Serverのデスクトップへアプリケーションがストリーム配信されるときに使用されるコンポーネントについて、イベントが発生する順番に説明しています。

  1. ストリーム配信アプリケーションが起動されると、RADE起動プログラム(RADERUN.EXE)が(.rad拡張子との)ファイルタイプ関連付けにより起動され、すべてのパラメータを指定してRADESVCのリモートプロシージャコールが実行されます。クライアントがアプリケーションアイコンをクリックしたあと、.radファイルがクライアント側にダウンロードされます。このファイルにはマニュフェストファイルの場所などのアプリケーションの実行に関する詳細情報が含まれています。.radファイルについて詳しくはCTX114673 - How to Find the .Rad File that is Used to Launch a Streamed Applicationを参照して下さい。
  2. Raderun.exeは、radesvc.exe(Citrix Streaming Service)をRemote Procedure Calls (RPC)で呼び出します。タスクマネージャで、raderun.exeプロセスが実行されていることを確認します。raderun.exeプロセスは、開始されアプリケーションの実行後には終了されます。
  3. .radファイルがダウンロードされたあと、radesvc.exeによって.profileマニフェスト(パッケージ)ファイルの場所が.radファイルから取得されます。.profileファイル(マニュフェストファイル)は、ストリーム配信アプリケーションプロファイルのパッケージに格納されています。.profileファイルには、どのようにアプリケーションを実行するかが記述されています。
  4. Radesvc.exeが、.profileファイルからターゲットプラットフォームと合致する適切な.cabファイルを取得します。起動しようとしているアプリケーションがターゲットとしているオペレーティングシステムで作成されているかどうかを確認します。プロファイル化中に、ターゲットオペレーティングシステムおよび言語を設定する項目があります。プロファイル化するアプリケーションは、ターゲット環境と同じオペレーティングシステム、ドライブ文字および言語が使用されているコンピュータへインストールすることを推奨します。
  5. Radesvc.exeは新しい分離環境インスタンスを作成して、最初に実行する.exeファイルがキャッシュフォルダ内に存在するかどうか確認します(キャッシュフォルダ内に存在するかどうかが確認され、存在しない場合はパッケージから抽出されます)。分離環境は\Program Files\Citrix\Radecacheに格納されます。この.exeファイルとアプリケーションファイルがRADECACHEフォルダに格納されていることを確認します。
  6. Radesvcはアプリケーションの実行ファイルを開始します。アプリケーションに分離環境の内部および外部の必要なすべてのソフトウェアやリソースへのアクセス権が与えられていることを確認します。たとえば、アプリケーションがJava Runtime Environment(JRE)、.NET Framework、特定のファイルまたはレジストリデータを使用する場合、それらのリソースがアプリケーションと同じパッケージ内、またはターゲットコンピュータに存在しているかどうかを確認します。[アプリケーション固有の問題]を参照してください。アプリケーションが実行される前にターゲットコンピュータが必要条件を満たしているかどうかについては、[プロファイルのプロパティ]の[起動前分析]で確認できます。

Raderunを使用したトラブルシューティング

ストリーム配信のトラブルシューティンには、いくつかのツールが用意されています。そのうちのひとつがRaderunです。このツールはCitrix Streamingクライアントのインストールに含まれています。以下のオプションは、クライアントのコンピュータ上に配信されるすべてのストリーム配信アプリケーションが影響されるレジストリに格納できます。Raderunおよびそのほかのストリーム配信アプリケーションのトラブルシューティングツールについて詳しくは、CTX116487 - raderunを使用してアプリケーションを手動でストリーム配信する方法を参照してください。

レジストリでRaderunオプションを有効にするには、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\Rade\配下のRadeRunSwitchesに新規に文字列を作成します。使用できるオプションは以下のとおりです。複数のオプションを指定する場合は、スペースを入れます(例:RadeRunSwitches Reg_SZ -x -D)。

注:Citrix Streamingクライアントがインストールされたターゲットコンピュータが64-bit版Windowsオペレーティングシステムの場合、以下のレジストリにWow6432nodeレジストリ値を追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Citrix\Rade\

RadeRunオプション

• -c:アプリケーションを開く前に実行ファイルのキャッシュをクリアする。

• -C:アプリケーションを開く前に、実行ファイルのキャッシュおよびユーザーごとのキャッシュをクリアする。

• -d:アプリケーションの終了後に、実行ファイルのキャッシュをクリアする。

• -D:アプリケーションの終了後に、実行ファイルのキャッシュおよびユーザーごとのキャッシュをクリアする。

• -x:起動するすべてのアプリケーションでコマンドプロンプトを開く(デバッグ時に便利)

• -e:クライアントへのアプリケーション用にすべてのファイルを事前にストリームします。
これは、アプリケーションの起動前に、そのアプリケーションのすべてのコンポーネントが必要な場合に使用する。

    注:ユーザーがアクセスするすべてのアプリケーションが事前にストリーム配信されるため、-eオプションを追加する場合は、クライアントのハードディスクを大量に使用することを考慮する必要があります。

クライアント側の処理のデバッグ

ストリーム配信プロセス中のエラーを特定するには、Citrix Streamingクライアントがインストールされているコンピュータ上のレジストリでクライアント側のデバッグコンソールを有効にします。このデバッグコンソールはアプリケーションが実行された時間にコマンドプロンプト内で起動します。これを使用すると、.radファイルのダウンロード、ライセンスチェックアウト、ファイルの展開要求のようなストリーム配信プロセスの各ステップが表示されます。Streamingクライアントのデバッグコンソールを有効にする方法について詳しくは、CTX114431 – Streamingクライアントのデバッグコンソールを有効にする方法を参照してください。

ストリーム配信セッションの監視

Presentation Serverデスクトップへのアプリケーションストリーム配信では、ICAセッションが作成されます。このICAセッションは、そのほかのICAセッションと同様に監視および管理できます。サーバーへストリーム配信するには、Presentation Server上にCitrix Streamingクライアントがインストールされている必要があります。

ユーザーのデスクトップへアプリケーションをストリーム配信している場合は、Access管理コンソールにICAセッションではなくRADEセッションが表示されます。RADEセッションはICAセッションとは異なるコンポーネントで動作しているため、ICAセッションのように管理できません。詳しくは、CTX113181 – デスクトップストリーム配信セッションの監視に使用されるハートビートサービスについてを参照してください。

パフォーマンス関連の問題

アプリケーションのストリーミング配信は、クライアントまたはサーバーのローカルディレクトリへファイルをコピーします。アプリケーションは、ローカルにコピーされたファイルから起動します。

ローカルキャッシュディレクトリは\Program FIles\Citrix\RadeCacheで、インストールルートと呼ばれています。ユーザーがアプリケーションに変更を加えた場合、それらのファイルは\Documents and Settings\<User>\Application Data\Citrix\RadeCacheの配下にあるユーザープロファイルへ格納されます。この場所は、ユーザープロファイルルートと呼ばれています。インストールルートのデフォルトのサイズは1GBです。キャッシュが最大値に達すると、ファイルの配信場所を確保するために古いファイルから順に消去されます。キャッシュサイズや場所を変更するには、\Program Files\Citrix\Streaming Client\にあるClientCache.exeユーティリティを使用します。このユーティリティは、インストールルートの変更にのみ使用できます(ユーザールートは変更できません)。

ストリーム配信アプリケーションのプロファイルはファイルサーバーからコピーされてから展開され、ローカルで実行されるので、プロファイルが抽出されコピーされるファイルサーバー、およびネットワークが主なボトルネックになると考えられます。ファイルコピーはService Message Block(SMB)プロトコルを使用して行なわれます。アプリケーション配信に遅延が生じる場合は、プロファイルを配信しているファイルサーバーのリソース不足、またはファイルサーバーとストリーム配信されているコンピュータ間でのネットワークの状態が不安定であること、ストリーム配信されるアプリケーションのサイズに何らかの問題があることが考えられます。

特定のアプリケーションのプロファイルサイズについては、CTX115016 - Citrixアプリケーションのストリーム配信 - パッケージのサイズの例を参照してください。

ファイルサーバーでファイルシステムのボトルネックが発生しているかどうかを確認するには、次の手順に従います。

  1. ファイルサーバー上でパフォーマンスモニタを起動します。
  2. [Server][Work Item Shortages]カウンタおよび[Server][Blocking Request Rejected]カウンタを表示します。[Work Item Shortages]カウンタでは、保留状態だがキュー内で未処理のファイル要求があるかどうかを確認できます。このようなファイル要求がある場合は、多数の要求によってファイルサーバーの負荷が増加しており、それらがキュー内に未処理のまま残っています。[Blocking Requests Rejected]カウンタでは、これらのキュー内の要求(ファイル要求)がタイムアウトにより取り消されたどうかを確認できます。サーバーのハードウェアスペックが低いと、このようなタイムアウトが発生することがあります。
  3. ファイルサーバーからストリーム配信先コンピュータにフォルダをコピーしたときのパフォーマンスと、通常のファイルコピー操作のパフォーマンスを比較します。

アプリケーションのストリーム配信機能に関する既知の制限事項

一部の特定のアプリケーションは、プロファイル化したりストリーム配信したりできないため、アプリケーションのストリーム配信機能で使用できません。そのようなアプリケーションに含まれいているコンポーネントは分離環境への分離に失敗します。たとえば以下のようなアプリケーションではストリーム配信機能を使用できません。

• デバイスドライバやカーネルドライバ:分離環境では、デバイスドライバやカーネルドライバを分離することはできません。たとえば、自身でインストールするドライバに依存して動作するアプリケーションは、分離環境では動作しません。

• Windowsのサービス:一部のアプリケーションは(MSI(Microsoft Installer)以外の)Windowsサービスをインストールし、そのサービスに依存して動作します。このようなアプリケーションでの互換性の問題は、アプリケーション分離環境を使用することでは解決できない場合があります。このようなアプリケーションについては、そのサービスなしで正常に動作するかどうかを調査してください。アプリケーションがサービスをインストールするかどうかは、WindowsのイベントログのCtxSbxAppMsgセクションで確認できます。

• Windowsのクラス名やウィンドウ名:互換性の問題がプロセス間通信(IPC)で使用されるWindowsメッセージに起因する場合は、アプリケーション分離環境を使用することでその問題を解決することはできません。分離環境では、Windowsのクラス名やウィンドウ名は分離されません。

• Distributed Component Object Model(DCOM):DCOMに依存して動作するアプリケーションに関する互換性の問題は、分離環境を使用することでは解決できません。

• COM+アプリケーション:COM+アプリケーションの制限について詳しくは、CTX113064 - アプリケーションストリーム配信およびアプリケーション分離環境でのCOM+のサポート制限を参照してください。

追加情報

CTX110422 – 分離環境内にインストールされているアプリケーションに関するトラブルシューティング

CTX113136 – アプリケーションのストリーム配信機能のライセンスについて

CTX114308 – アプリケーションストリーム配信機能に関するFAQ

CTX113187 – アプリケーションのストリーム配信機能用の完全分離規則

CTX114663 – Application Streaming Delivery and Profiling Best Practices

CTX118239 – アプリケーションのストリーミング配信の問題に関するCDFトレースの取得

関連情報

この資料は米国のCitrix Knowledge Baseで提供している情報をもとに作成したものです。
Document ID: CTX113304
Troubleshooting Application Streaming Issues


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