[タイトル]
デスクトップストリーム配信セッションの監視に使用されるハートビートサービスについて
[概要]
デスクトップのストリーム配信では、Access管理コンソール内でストリーム配信セッションを監視するためにハートビートサービスが使用されます。
Program Neighborhoodエージェントは、RADファイル内に見つかったセッションURL(http://server/citrix/pnagent/rade.aspx)をStreamingクライアントに送信します。その後、StreamingクライアントはWeb Interfaceに定期的にハートビートメッセージを送信します。さらにWeb Interfaceは、受信したハートビートメッセージを、XMLブローカを使って適切なPresentation Serverに転送します。XMLブローカは、IMAのローカルプロシージャを呼び出すことで、セッションデータをデータコレクタに送信します。Access管理コンソールは、表示するセッションデータをデータコレクタに要求します。
Streamingクライアントは、ハートビート接続を使用したサーバーファームとの通信にWinHTTP Version 5.1を使用します(したがってWinHTTP Version 5.1が必要になります)。そのため、デスクトップのストリーム配信はWindowsクライアントでのみサポートされます。

[説明]
クライアントとWeb Interfaceの間でハートビートメッセージが定期的に送信されていれば、「セッション終了要求」がない限り、データコレクタではセッション情報がメモリ上に保持され、RADEセッションがAccess管理コンソールに表示されます。
「セッション終了要求」があると(ユーザーがアプリケーションを閉じると)、データコレクタはこのストリーム配信セッションをメモリ上から削除します。
ハートビートメッセージは、Streamingクライアントから10分間隔で送信されます。ハートビートメッセージが送信されなくなると、そのセッションは2時間後にタイムアウトし、データコレクタはメモリ上からそのセッションを削除します。
ライセンスは、オンライン状態であれば25分後に返され、オフラインアクセスが許可されていれば、ライセンス期間の間チェックアウトされたままになります。
StreamingクライアントのクライアントIDは、クライアントのMAC(Media Access Control)アドレスに基づくハッシュ値で、ライセンスのチェックアウト時にはこのIDが使用されます。IMAは、セッションがタイムアウトするまでの間にハートビートメッセージを再受信すると、ライセンスを再取得します。セッションがタイムアウトすると、IMAはダイナミックストアからそのセッションのレコードを削除します。
この情報は、Access管理コンソールに、ResetSessionメッセージ(新しいアプリケーションの起動)またはRequestNewHostメッセージとして表示されます。
ダイナミックストア(データコレクタのメモリ上のテーブル)には、RADEセッションの管理に使用される次の3つの新しいテーブルが追加されています。
Rade_OfflineLicense
Rade_Servers
Rade_Sessions
データコレクタに保持されているストリーム配信セッションの情報は、querydsユーティリティで表示できます。
[プロキシサーバーとストリーム配信セッション]
StreamingクライアントがAdvanced Access Controlを使用してプロキシ経由で接続する場合は、ハートビートのセッションURLが正常に取得されないことがあります。その場合は、次のように、Access管理コンソールでハートビートのURLをWebクライアントに対して設定することで、対処することができます。
1. Web Interfaceサイトを選択し、[共通のタスク]、[アプリケーションの種類とクライアント配布の管理]、[クライアントの展開の管理]の順に選択します。
2. クライアントコンピュータ側から使用できる、rade.aspxファイルのURLを入力します。
注:このオプションは、Web Interfaceサイトでのみ使用できます。Program Neighborhoodエージェントサイトでは使用できません。

Program Neighborhoodエージェントサイトに対して同様の設定を行うには、次のようにwebinterface.confファイルを手動で編集する必要があります。
1. テキストエディタで\wwwroot\Citrix\pnagent\conf\Webinterface.confファイルを開きます。
2. 次の行を変更します。
変更前:
RADEHeartbeatURL=auto
変更後:
RADEHeartbeatURL=http://<WIserver>:<port>/
注:サーバーへのストリーム配信ではICAが使用されるため、この文書の内容は該当しません。
[関連情報]
この資料は米国のCitrix Knowledge Baseで提供している情報をもとに作成したものです。
Document ID: CTX112637
Heartbeat Service for Desktop Streaming Session Monitoring Explained