[タイトル]
Presentation Server上に自動作成されたプリンタを管理者が操作できるようにする方法
[背景]
Citrix Presentation Server 4.0で導入された新しい自動作成プリンタのアーキテクチャでは、意図しないユーザー(スクリプトなど)からの自動作成プリンタへのアクセスや操作を許可しないように、セキュリティ面で強化されています。自動作成プリンタのセキュリティは、ICAセッション確立時に、各セッションに対して設定されます。そのため、サーバーの管理者権限を持つアカウントを使用しても、自動作成されたプリンタのプロパティ変更等の操作を行うことができません。
また、「従来のクライアントプリンタを作成する」ポリシーを適用した場合にも、このセキュリティ設定が適用されるため、Citrix Presentation Server 3.0以前の製品と同様に、管理者権限を持つアカウントを使用して自動生成プリンタの設定を変更することができません。これは仕様です。
この文書では、自動作成されたプリンタに管理者権限を付与する方法を紹介します。
注意: Citrix Prensentation Server 3.0以前の製品では、管理者権限などWindowsの認証に基づいて、該当アカウントの上位に位置するアカウントを使用した場合に、他のユーザーの自動生成プリンタを操作することが可能でした。
[現象]
Citrix Presentation Server 4.0において、管理者権限を持つアカウントを利用して、自動作成されたプリンタを操作(例:プロパティの変更)することはできません。
[再現手順]
1. クライアントデバイスで、ユーザー権限をもつアカウントを使用して公開アプリケーションを起動します。
2. 公開アプリケーションを起動したローカルクライアント上のプリンタが、自動作成プリンタとして生成されていることを確認します。
3. サーバーのローカルコンソール上で、[コントロールパネル]ー[プリンタ]の順に選択します。
注意:この手順では、サーバーの管理者権限を持つアカウントでログオンしていることを前提としています。
4. 表示されている自動作成プリンタを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
5. 以下のダイアログが表示され、自動作成されたプリンタのプロパティを変更できません。

図.1 プリンタのプロパティを開いたときの警告画面
[回避策]
Presentation Server上の管理者が、自動作成されたプリンタを操作(プロパティの変更等)できるようにするためには、自動作成されたプリンタのセキュリティに管理者権限を付与します。
Presentation Serverに、下記のレジストリキーと値を追記すると、CAセッション確立したときに自動作成プリンタのセキュリティ設定に管理者権限が付与されます。これにより、Presentation Server上の管理者権限は、自動作成されたプリンタのプロパティ等の設定を変更できるようになります。
注:この解決方法ではレジストリの編集が必要になります。レジストリエディタの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になることがあります。レジストリエディタは自己の責任と判断の範囲でご使用ください。レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\Print
値の名前: DefaultPrnFlags
データの種類:REG_DWORD
データの値: 0x4000
注:データは16進数で追加してください。
[追加情報]
CTX106701 - 同じユーザーアカウントを利用して複数の異なるセッションIDを同じサーバーに確立した場合、最初に起動したセッション内で印刷できなくなることがある
CTX114327 - 「Citrixユニバーサルプリンタ'プリンタドライバはこのコンピュータにインストールされていません。」というエラーメッセージが表示される
[関連情報]
この資料は米国のCitrix Knowledge Baseで提供している情報をもとに作成したものです。
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